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【12/4】新型コロナ感染状況【大阪赤信号検討、鍋パーティークラスターなど】

【12/4】新型コロナ感染状況【大阪赤信号検討、鍋パーティークラスタなど】

本記事では、2020/12/04時点の状況を踏まえ、最新データ(12/2データ)から国内の新型コロナウイルス感染状況を県別に比較し、簡単にまとめたいと思います。

目次

はじめに

状況のチェックには、主に以下の制作中のサイトを使用しています。

2020/12/4現在の状況

2020/12/4現在、以下のような報道がされています。

「大阪 吉村知事 新型コロナ「非常事態」示す赤信号点灯を検討」

「大学生宅で鍋パーティー、参加の6人全員が感染」

「新型コロナ 10代女性が死亡 厚労省発表」

「京都のコロナ感染者、なぜ少ない? 混み合う観光地、府民は避けた?考えられる理由は…」

「新型コロナ感染拡大抑制 若い世代の移動自粛が必要 専門家指摘」

本記事では、上記の内容に関連して、最新(12/2データ)の「100万人当たり」の感染数や重症数の県別比較しています。

また、話題となっている大阪府や和歌山県、京都府の感染状況についても、簡単にまとめたいと思います。

追記

10代女性の死亡については、以下の訂正報道がされています。

「「10代女性死亡」と誤発表 厚労省、入力ミスか―新型コロナ」

100万人当たり感染者数の比較

2020/12/2時点での「県別の100万人当たり感染者数」は以下の通りです。

【12/4】新型コロナ感染状況【大阪赤信号検討、鍋パーティークラスターなど】

※ ここで、感染者数は「現在の感染者数」です。累計の感染者数ではありません。

ここでは、上位15の都道府県までを比較しています。

赤信号が検討されている大阪府に加え、北海道でも100万人当たりの感染者数が多い状況です。

100万人当たり重症者数の比較

2020/12/2時点での「県別の100万人当たり重症者数」は以下の通りです。

【12/4】新型コロナ感染状況【大阪赤信号検討、鍋パーティークラスターなど】

※ ここで、重症者数は「現在の重症数」です。累計の重症数ではありません。

ここでは、上位15の都道府県までを比較しています。

大阪府の100万人当たり重症者数が最も多く、続く和歌山県や神奈川県、兵庫県も警戒が必要そうです。

100万人当たり感染者(累計・前日比)の比較

2020/12/2時点での「県別の100万人当たり感染者(累計・前日比)」は以下の通りです。

【12/4】新型コロナ感染状況【大阪赤信号検討、鍋パーティークラスターなど】

※ ここで感染者(累計・前日比)は累計感染者の前日比となります。感染者(現在の感染者)の前日比の場合、退院分などがマイナスとしてカウントされます。純粋な感染者の増加を比較するために、感染者(累計・前日比)を比較しています。

ここでは、上位15の都道府県までを比較しています。

100万人当たり感染者(累計・前日比)についても、大阪府が最も大きく、次いで、東京、北海道の順になっています。

特に大阪府は他県と比べて増加が大きいため、特に注意が必要そうです。

実行生産数の比較

2020/12/2時点での「県別の実行生産数」は以下の通りです。

【12/4】新型コロナ感染状況【大阪赤信号検討、鍋パーティークラスターなど】

※ 実効再生産数とは「1人の感染者が平均して何人に感染させるか」を表す指標です。「(直近7日間の新規陽性者数/その前7日間の新規陽性者数)^(平均世代時間/報告間隔)」で算出されます。平均世代時間は5日、報告間隔は7日と仮定されています。

青森県が最も大きな値となっており、特に警戒が必要そうです。

次いで、島根県、高知県、山形県、石川県の値が大きく、注意が必要そうです。

大阪府、和歌山県、京都府の感染状況と比較

「赤信号」が検討されている大阪府、クラスターが報道された和歌山県に加え、感染者が少ないとされる京都府、100万人当たりの感染者数の多い北海道について、より詳細に比較してみたいと思います

【12/4】新型コロナ感染状況【大阪赤信号検討、鍋パーティークラスターなど】

各グラフは、上から「100万人当たりの感染者」「100万人当たりの重症者」「100万人当たりの死者」「100万人当たりの感染者(累計・前日比)」です。

各県の並び順は、「100万人当たりの重症者」が多い順となっています。

感染者、重症者は「現在の感染者、重症者」、死者数は「累計の死者数」です。

純粋な感染者の増加を比較するために、退院分などがマイナスとしてカウントされる感染者(前日比)ではなく、感染者(累計・前日比)を比較しています。

全体的に大きな値となっている大阪府は、特に警戒が必要そうです。

100万人当たりの感染者数が大きい北海道、100万人当たりの重症者数が大阪に次いで大きい和歌山県も注意が必要そうです。

京都府については、混み合う観光地ですが、全体的に値が小さくなっており、以下の記事の内容を含め、対策のヒントがありそうです。

「京都のコロナ感染者、なぜ少ない? 混み合う観光地、府民は避けた?考えられる理由は…」

まとめ

以上、大阪府と和歌山県、京都府の状況を中心に最新(12/2データ)の国内の新型コロナウイルス感染状況を県別に比較し、簡単にまとめてみました。

より詳細な比較は、以下のサイトをご活用ください。

上記サイトの詳細については、以下の機能紹介ページをご参照ください。