【東京都で過去最多584人の感染】新型コロナ感染状況【12/5】

本記事では、2020/12/05時点の状況を踏まえ、最新データ(12/3データ)から国内の新型コロナウイルス感染状況を県別に比較し、簡単にまとめたいと思います。

目次

はじめに

状況のチェックには、主に以下の制作サイトを使用しています。

2020/12/5現在の状況

2020/12/5現在、以下のような報道がされています。

「東京都で過去最多584人の感染確認 重症者は2人増え55人 | Yahooニュース」

「東京都 新型コロナ 最多の584人感染確認 | NHKニュース」

本記事では、上記の内容に関連して、最新(12/3データ)の「100万人当たり」の感染数や重症数の県別比較しています。

また、話題となっている東京都の感染状況については、より詳細に比較したいと思います

100万人当たり感染者数の比較

2020/12/3時点での「県別の100万人当たり感染者数」は以下の通りです。

※ ここで、感染者数は「現在の感染者数」です。累計の感染者数ではありません。

ここでは、上位15の都道府県までを比較しています。

赤信号が検討されている大阪府に加え、北海道、東京都、沖縄県でも100万人当たりの感染者数が多い状況です。

100万人当たり重症者数の比較

2020/12/3時点での「県別の100万人当たり重症者数」は以下の通りです。

※ ここで、重症者数は「現在の重症数」です。累計の重症数ではありません。

ここでは、上位15の都道府県までを比較しています。

大阪府の100万人当たり重症者数が特に多くなっています。

東京都の100万人当たり重症者数は他県に比べると少なくなっています。

100万人当たり感染者(累計・前日比)の比較

2020/12/3時点での「県別の100万人当たり感染者(累計・前日比)」は以下の通りです。

※ ここで感染者(累計・前日比)は累計感染者の前日比となります。感染者(現在の感染者)の前日比の場合、退院分などがマイナスとしてカウントされます。純粋な感染者の増加を比較するために、感染者(累計・前日比)を比較しています。

ここでは、上位15の都道府県までを比較しています。

100万人当たり感染者(累計・前日比)についても大阪府が最も大きく、次いで、北海道、東京都の順になっています。

特に大阪府は他県と比べて増加が大きいため、特に注意が必要そうです。

北海道や東京都も大阪府とそれほど変わらないため警戒が必要そうです。

実行生産数の比較

2020/12/3時点での「県別の実行生産数」は以下の通りです。

※ 実効再生産数とは「1人の感染者が平均して何人に感染させるか」を表す指標です。「（直近7日間の新規陽性者数／その前7日間の新規陽性者数）^（平均世代時間／報告間隔）」で算出されます。平均世代時間は5日、報告間隔は7日と仮定されています。

山形県、高知県、青森県が特に大きな値となっており、警戒が必要そうです。

東京都の感染状況と比較

過去最多の５８４人が感染と報道されている東京都に加え、100万人当たりの感染者数、重症者数の多い大阪府、北海道、神奈川県について、より詳細に比較してみたいと思います

各グラフは、上から「100万人当たりの感染者」「100万人当たりの重症者」「100万人当たりの死者」「100万人当たりの感染者(累計・前日比)」です。

各県の並び順は、「100万人当たりの感染者数」が多い順となっています。

感染者、重症者は「現在の感染者、重症者」、死者数は「累計の死者数」です。

純粋な感染者の増加を比較するために、退院分などがマイナスとしてカウントされる感染者(前日比)ではなく、感染者(累計・前日比)を比較しています。

大阪府は全体的に大きな値となっており、特に警戒が必要そうです。

北海道、東京都についても100万人当たりの感染者数が大きく、神奈川県も100万人当たりの重症者数が多いため、注意が必要そうです。

まとめ

以上、東京都の状況を中心に最新(12/3データ)の国内の新型コロナウイルス感染状況を県別に比較し、簡単にまとめてみました。

より詳細な比較は、以下のサイトをご活用ください。

上記サイトの詳細については、以下の機能紹介ページをご参照ください。